Direct3Dとは何をする物か?簡単です。主に3次元を扱うんです。もちろん延長線上では2次元も扱いますし、1次元や0次元?もあったりします(せいぜい2次元までですけど)。
こんなDirect3Dについて説明していこうと思うのですが、困っています。何せ説明する事が多いため、どこから説明すればいいのか分からないのです。1つ言っておきます。Direct3Dはめんどくさいです。何故か?それはハードウェアに近いからです(早さを追求していますから)。そこでは色々な決まり事があります。
ですが、難しいわけではないのです。やる事が沢山ありすぎて頭に入りきらないような気がするので、難しそうに思うだけです。しっかりと学習すれば身に付きますし、あなたが本当のやる気を持っているならばゲームの1本や2本なんかは作れます。
私も稚拙ながら精一杯説明させてもらいます。そんなこんなで色々と蛇行しながらの道になると思いますが、なにとぞ宜しくお願いします。
それではDirect3D入門スタートです。
Direct3Dとは主に3次元を扱う事が出来るDirectXのサブセットAPI群です。ハードウェアによるサポートを利用して高画質なレンダリングを高速に実現するためにある機能です。普段のアプリケーションで利用している物は少ないですが、特にゲーム威力発揮しWindows上に快適なゲーム環境を提供します。また、WindowsVistaではOSがDirect3Dを利用し3次元のグラフィカルなGUIを提供します。
このようなDirect3Dを.Net Framework上で利用するために作られたのがManaged Direct3Dです。このManaged Direct3Dを利用する事により、C++のような煩雑なメモリ管理に追われることなくコーディングが出来ます。